Study-090909
わかりやすい。
Studio Gyokimae - Puredata初歩の初歩
基礎
- Pdには「Edit mode」という概念があり、オン時は編集に、オフ時には演奏にそれぞれ都合の良いようインターフェースの挙動が異なります。 この切り替えは、Editメニュー内の「Edit mode」をチェックするか、Ctrl + Eを押して行います。
- Pdのオブジェクトは、オブジェクト上段にinlet(入力)、下段にoutlet(出力)を持ちます。
オブジェクト
- 存在しないオブジェクト名をタイプすると失敗して破線が描かれる。
- Numberボックス > Shiftキーを押しながらドラッグした場合は、0.01ステップのより緻密な変更が可能です
- bang(バンあるいはバング)とは、Pdにおいて多用される汎用のトリガー。
- オブジェクトを右クリックして開くウィンドウから「Help」を選択すると、そのオブジェクトのヘルプ・ファイルを開くことができます
データ形式
- サウンドカードへの出力は−1〜+1の値をとることが期待されています。よって、出力段階までにこの範囲に収まるように処理がなされないとオーディオが歪む結果となります。
- 入出力のいずれかがsignalを扱うオブジェクトは、オブジェクト名の末尾にティルダ(~)が付きます。
InletのHot&Cold
- Messageを扱う(名前の末尾に~が付かない)オブジェクトは、常に左端のinletがHot、その他すべてのinletがCold
- Coldなinletに入力を受けたオブジェクトは、内部で何かしらの処理は行うものの、出力は一切行いません
- [f]オブジェクトの二つのinletはいずれも、入力された数値で保持する値を上書きするという機能を持ちます
- 複数のoutletを持つオブジェクトは、必ず右から順に値を出力するという規則があります
常套句
- [osc~]オシレータはサイン波の生成
- [dac~]はサウンド・カードへの出力(D/Aコンバータの略)
- [line~]オブジェクトは、スペースで区切られた二つの数値を受け取ると、「現在保持する値から、入力された<値1>まで<値2>msecかけて、間を補間されたsignalを出力する」
- [phasor~]オブジェクトは、0から1まで連続的に上昇して最後に0にジャンプするという動作を1サイクルとし、これを引数で指定した速さ(単位はHz)で繰り返しsignalを出力します。
- [snapshot~]オブジェクトは、左端のinletにbangを受信すると、その時点で同inletに受信しているsignalの値をmessageに変換して出力します。
- [metro]オブジェクトは、初回のbangを受け取って以降、引数に指定した時間(単位はmsec)毎にbangを出力し続けます。